2020年、今年も大変お世話になりました。
世の中で最も印象な出来事はコロナウイルスによる未曾有の事態に見舞われたことでしょうが、この「ライカのある生活」というウェブサイトがOPENしたのも2020年。立て続けにTwitterアカウントも開設し、今まで出会えなかった色々な方との交流もさせていただいた怒涛の1年でした。
そんな中、今年も実にいろいろなカメラ関連アイテムを購入しました。
僕が買ったもののなかでという独自目線で、2020年買ってよかったカメラ&レンズ 関連アイテムを、ベスト10ということでランキング形式で発表したいと思います。
ランキングはこちらです。
- 番外編 K&F Concept 接写リング(ライカMマウント)
- 第10位 ナカバヤシ 高透明フィルムポケットアルバム 2Lサイズ
- 第9位 アルミニウム シャッターボタン10mm
- 第8位 アルティザン・アンド・アーティスト カメラケース
- 第7位 コダックフィルム Ektar100 10本セット
- 第6位 アルティザン・アンド・アーティスト ハンドストラップ
- 第5位 RICOH GR(初代)
- 第4位 Summilux M50mm f1.4 1st 貴婦人 後期型
- 第3位 Summilux M50mm F1.4 ASPH.
- 第2位 Hasselblad 500C 、Planar F2.8 80mm 標準セット
- 第1位 Leica M10-P (Black Chrome)
番外編 K&F Concept 接写リング(ライカMマウント)
いきなり番外編からですが、K&Fの接写リングが惜しくもランク外でノミネート。このリング、レビューこそしなかったものの、ライカで夢の接写ができるというアイテムです。
なぜランク外かというと、ライブビューが必須というのと、更にフォーカスピーキングが使えずピントを目視でしか合わせられないのが、ものすごく不便だということ。そしてそこまでしてライカで接写っていらなくね?となって、結局1度しか使わず仕舞い。そのため、ランク外となりました。
使うにはCMOSセンサー搭載機種でライブビューができることが必須条件なので、これからご購入をされる方はご注意を。
M型ライカを使って、このような形で接写することが可能です。
これはこれで面白いんですけどね。
第10位 ナカバヤシ 高透明フィルムポケットアルバム 2Lサイズ
ナカバヤシのアルバムが第10位です。
高透明というだけあって、一般的なアルバムよりもフィルムが非常に薄くて透明で、見やすいということ。2Lサイズが見開きで見られるということで、作品集として使うのにぴったり。
意識的にプリントして、写真を楽しめるので、新たな写真ライフを開いてくれました。
第9位 アルミニウム シャッターボタン10mm
第9位はアルミニウムのシャッターボタン。Amazonで凹、凸、平面の3つセットで1,000円という価格で売っています。凹が指先にめちゃめちゃフィットしてシャッターを押したい!って気持ちにさせてくれます。
僕のM10-Pにはこれがセットされており、購入以来毎日欠かさず使っています。
ちなみに、残りの凸と平面はそれぞれM9とM3に装着されています。
第8位 アルティザン・アンド・アーティスト カメラケース
お次は、アルティザン・アンド・アーティストのカメラケース、こちらはマップカメラで購入。中身の赤が高級感があります。ライカの運搬の際には、常にこちらを使っています。
第7位 コダックフィルム Ektar100 10本セット
お次は、コダックのEktar100。10本セットがAmazonで半額で売っているというスグレモノ。枚数を気にせず連射できてしまいます。
消費期限も2021年とちゃんと猶予ありました。
それ以上にEktar100の描写力の高さを実感しました。さすが世界最高粒度。
残念ながら記事執筆時点で在庫切れ。
このフィルム購入が、その後の自分自身の中判フィルムブームにつながっていきます。
第6位 アルティザン・アンド・アーティスト ハンドストラップ
第6位はこのブログでも紹介したアルティザン・アンド・アーティストのハンドストラップです。軽快なライカが、更に軽快になります。
取り回しのしやすさは、ピカイチ。
常に腕に巻き付けておく安心感があります。その分、右手は何もできなくなってしまうのですが・・笑
レビュー記事はこちらから。

いまは気分に応じて、ハンドストラップとネックストラップを取り替えてます。
第5位 RICOH GR(初代)
第5位はRICOH GRです。一度も紹介してませんでしたが、実は今年の夏に買ってました。
APS-Cになった後の初代のGRです。
広角寄りのカメラがほしいと思って、ライカのサブカメラとして森山大道氏にあこがれて購入。
ハイコントラストモノクロモードで夏頃を中心に、スナップを一時期撮りまくっていました。
しかし、「GRでいいや」という妥協が生まれてしまい、高価なライカを持ち歩かなくなってしまったこと。出てくる描写が比較して圧倒的にライカが優れているということ。
結局のところ、立ち位置がライカとカニバってしまって、併用できなかったんですね。
やっぱり自分にはライカということで、実家の父親にあげてしまいました。
マクロが10cmまで寄れるのは魅力です。
第4位 Summilux M50mm f1.4 1st 貴婦人 後期型
惜しくもトップ3を逃したのが、初代ズミルックス通称貴婦人。
僕が買ったのは40年近いロングセラーとなる後期型ですが、現行ASPHと撮り比べても。ほとんど描写の差がわかりません(汗)それくらいに完成度が高いレンズです。
むしろ、F4〜8の絞りで金平糖の光芒が出現する現行ASPHと比べて、円形のボケが出るので、良い点もあります。

さて、ここからいよいよTOP3です!
第3位 Summilux M50mm F1.4 ASPH.

Leica X1
僅差でしたが、Summilux M50mm F1.4 ASPH.がTOP3にランクインです。
ずっと欲しかった50mm画角で70cmの最短撮影距離。4位の貴婦人が1メートルなので、順位を分かつ決定打はここでした。
わずか30cmの差とあなどるなかれ。この違いで、撮れる被写体が大きく変わります。たとえば料理などテーブルフォトにもギリギリ対応できてしまいます。
また、当然ですが、最短70cmのほうがボケもきれいに出ます。
50mmの万能画角と、描写性能で。2020年最も稼働したレンズは間違いなくこのSummilux M50mm F1.4 ASPH.ですね。
レビュー記事はこちらから。

第2位 Hasselblad 500C 、Planar F2.8 80mm 標準セット
第2位は、12月27日に購入し、駆け込みランクインとなった中判フィルムのHasselbladです。
ついにライカのある生活のタイトルを揺るがしかねない黒船が襲来しました。
購入したのはVシステムの初代の500C。レンズはもちろんPlanar F2.8 80mmです。そう、宇宙にも行ったHasselbladの定番モデルです。
2020年後半から、グイグイと中判フィルムブームが訪れており、2021年は間違いなく、このHasselbladがが席巻することになるでしょう。
第1位 Leica M10-P (Black Chrome)
2020年 今年買ってよかったカメラ・レンズ ランキングを制したのは「Leica M10-P」でした。

先代の無印M10 を下取りに出して、たすきを引き継いだ最強最高額カメラです。
質感、描写性能、静音シャッター、満足感・・すべてを満たしてくれるM型ライカの頂点にして圧倒的No1です。
間違いなく今年一番、時間をともにしたカメラでしょう。
おそらくこの先も、しばらくその座は揺るがないと思われます。
いつかM11-Pが登場するときまで、ボロボロになるまで使い込もうと思います。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
2021年もライカのある生活をよろしくお願いいたします。
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