年始から色々と思いを巡らせ、ようやく自分の頭の中がクリアになったので、2021にやりたい写真の目標というのを公開しようと思う。ここでは写真に限ったものだけ。
それでは2021写真の目標、いってみよう。
1 作品作りに勤しむ
今年は積極的に写真をプリントしたいと思う。写真プリントはもちろんのこと、フォトブックづくりにも挑戦し、世界に1つだけの写真集を作りたいと思う。
2 写真用プリンターを購入する

出典:エプソン
1にも通ずる部分だが、昨年末よりプリンターを購入しようと思っている。Twitterでも募集させていただいたとおり、予定機種はEPSONのPX1Vだ。2020年に発売された最新プリンターで、独自のディープブルーインクや、染料・顔料インクのグレーの切り替えが自動となったスグレモノ。5年ぶりの刷新となる期待の機種だ。キヤノンと迷ったが、現状の候補はEPSONに部がある。
今すぐにもでも購入したいのだが、EPSONもキヤノンもコロナウイルスの物流の影響で入荷が2ヶ月待ちとなっている模様。聞くところによると、物としては完成しているのだが、シンガポールからの船便が動かないらしい。
3 紙とインクを楽しむ
これも1,2と極めて親しいが、プリント紙とインクを楽しみたいと思う。プリント紙の種類によって、作品の仕上がりイメージが大きく違ってくるため、カラー、モノクロ、いろいろとチャレンジしたいと思っている。
4 写真展に行く
これが2020年にできなかったこと。コロナウイルスの影響で、多くの写真展が中止になってしまった。昨年足を運んだ写真展は、渋谷Bunkamuraの「永遠のソール・ライター展」と「東京好奇心2020」、新宿キタムラ写真機店で行われていたハービー・山口氏の「50年間のシャッターチャンス(1970〜2020)」、京都の「KYOTOGRAPHIE」、東京都写真美術館の森山大道「東京 ongoing」。
コロナウイルス渦、2020は決して多く行けたとはいえない。
5 良い写真集に触れる
良い写真集に触れたいと思う。2020年はハービー・山口氏の写真集を7冊購入させていただいた。それ以外にも、ソール・ライター、森山大道氏、写真展の目録も購入。量が質を生む。今年は、ロバート・フランク、瀧本幹也氏、山口倫子氏・・今年はもっともっと積極的に良い芸術に触れたいと思う。
6 中判フィルムを楽しむ
昨年末に購入したハッセルブラッド。今年はライカに加えて、ハッセルブラッドでの作品撮影にもチャレンジしていきたい。これについてはハッセルの記事で色々と語ったのではここでは深く言及しないが、中判フィルムという新しいフィールドが楽しみ。

7 ライティングを勉強
これまではライカを中心に街撮り、風景撮りがメインだったが、今年は屋内でのライティング環境での写真撮影も試していきたい。それってライカ?と思われるかもしれないが、あくまでも軸はライカ。商業カメラマンではないので、使っていて楽しい気分が上がるライカというのは中心に据え置いていたい。不便なこと、できないことも含めて、ライカから学ぶことは多い。
8 ポートレート撮影を勉強
昨年はズミルックス50mmを2本購入した。貴婦人(2nd)と、Summilux M50mm F1.4 ASPH.だ。ポートレート撮影の準備は整った。さらに、照明環境を整えたら、屋外だけではないポートレートを積極的に行いたい。身近な人を写真に収めることをしたいと思った2021。
9 機材を購入しない
新しい機材を購入しない。簡単なようで一番難しい目標かもしれない。
すでにLeica M10-P、Summilux M50mm F1.4 ASPH.、Summicron 35mm F2.0 A.S.P.H、ハッセルブラッドと撮影に必要なカメラ資産は揃った。もう十分だろう。
今年は、カメラ・レンズ集めではない「写真」や「作品作り」に向き合いたいと思った。
10 写真を楽しむ
最後は追い込みすぎて、写真がつまらなくなることはしない、という自戒を込めて。
すべて楽しくなければ駄目だと思う。楽しくなければ長続きしないし、それは趣味ではなくなる。また、ここに掲げた目標はあくまで自分自身の目標であって、他人に押し付ける気は毛頭ない。人それぞれ、その時の自分の感情や、思ったものにカメラを向ければいいと思う。写真というのは、それでいいと思う。
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