ライカM8は、2006年に発売されたライカ初のデジタルカメラ。
発売からすでに今年で15年経過することになる。
ライカM8の良いところ。おさらい。
APS-H(フルサイズの1/1.33倍)サイズのコダック製CCDを搭載しており、画素数は1030万画素。
2021現在のiPhone よりもセンサーサイズが小さいの 画素数が少ないのだが、あなどるなかれ。このライカM8にはスペック表では測れない魅力がある。
やさしく、そして、はかなく脆いような写りをする。M9やM10シリーズの描写とも違う、情緒的な描写・風合いを出すのであれば、これ以上の選択肢はないとさえ思ってしまう。
また、ライカモノクロームにも匹敵するんではないかと思ってしまうほどの、モノクロのグラデーション。
僕もこのM8の描写に惹かれて、ライカ沼に堕ちていったひとり。
ライカM8での作例
M9、M10はどっしりとした力強い画作りになるのだが、M8の場合はふわふわ優しい描写が魅力。なので1/3段程度のハイキーがおすすめ。





いかがだっただろうか。
2021現在、ライカ社公式のサポートも切れ、いつ爆発するかわからない時限爆弾のような扱いをされているが、出力される絵はライカそのもの。価格帯も20万円前後で落ち着いており、比較的手が出しやすいエントリーモデルとしてもうってつけである。
私もライカとの初めての出会いはこのM8。
壊れるまで、大事に使っていたいと思っている。
まだまだ、現役の機種だ。
コメント
APS-H(フルサイズの1/1.33倍)サイズのコダック製CCDを搭載しており、画素数は1030万画素。
2021現在のiPhone よりもセンサーサイズが小さいのだが、あなどるなかれ。このライカM8にはスペックでは測れない魅力がある。
とありますが疑問に思ったので
IPHONE14でもセンサーサイズは1/1.3型なのでライカM8のセンサーサイズの方が数倍大きいはずなのですが。。。。
まさかIPHONE本体の大きさと比較したわけではないです・・よね?
ご指摘ありがとうございます。
画素数が少ないことを意味して書いていましたが、誤植です。確かにセンサーサイズではないですね。