2021年版、Leica M9の魅力

ライカM9Leica M9
Leica M9 デジタルライカ
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ツイッターの方でもポストしたのだが、ここのところLeica M9を多用している。

 

欠点だらけで、実は自分の中で嫌煙していて、いっそのこと売ってしまって、ライカQ2やSL2-Sの資金源にしようか、とも一時期悩んでいたのだけれど、そんなこと忘れるくらい魅力的な機種であると、改めて感じているところである。

 

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きっかけはコブクロ黒田さんのインスタグラムの投稿

コブクロの黒田さんと言えば、芸能界でも指折りのライカユーザーとしても有名だ。

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その投稿内容は、M9→M240→M10と使ってきて、M9に落ち着いた・・という趣旨のものだ。色々と使ってきた中で、CCD発色のM9に落ち着いたという内容にまんまと影響するを受けてしまったのである。 

写真を見るにおそらくM9ベースのM-Eという機種だと思うが、沈胴Summicron 50mm F2.0とM-Eの組み合わせがなんともかっこいい。

ここのところしばらく使っているが、やはりM10と比較してとても使いづらさを感じる機種である。

例えばバッテリー。1日は持たない。というか数時間で残量切れになるため、2個持ち以上は必須。しかも残量表示も50%程度から、いきなり0になることもしばしば。全く当てにならない。

一瞬壊れたんじゃないかと思うくらい、突然動かなくなる笑

また、連写も苦手。

M10の感覚で撮っていると、バッファ詰まりで10秒程度フリーズしてしまい、その間に何度もシャッターチャンスを逃す。しかもこれが厄介なことになかなか復帰しない。1枚撮ってはフリーズ、1枚撮ってフリーズを繰り返す。対策はしばらくシャッターを切らないこと。

このように万人におすすめすることはできないデメリットばかりの機種である。

しかし、そんな機種だからこそ、愛着が生まれるということ。良い意味でも悪い意味でもデジタルカメラになってしまったM240以降のCMOSセンサー機と違い「写真機」としての魅力があるのだ。

デメリットと、僕なりのその克服方法について、5つの視点でまとめてみた。

すでにM9をお使いの人も、購入を検討している人にとっても、参考になれば幸いだ。

 

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Leica M9のデメリットと克服方法

ライカM9

1、電池が続かない

まず一番のボトルネック。電池が続かないのならば、電池交換を楽しむ、という発想の転換をすれば良い。

36枚で交換する必要がある、フィルムのように。その分予備のバッテリーは2〜3個必須となる。

出先で裏蓋を外して、バッテリーを引き抜き、交換する一連の動作は、フィルムを詰めるのとなんら変わらない感覚に陥る。

呼吸を整える意味でも、フィルムカメラのように扱うことができる。

 

2、連写できない

先ほど述べたように頻繁にバッファ詰まりを起こす。

最新のデジタルカメラを使っていると、連写した中から良いものを、「選定」すれば良いという感覚に陥るが、1枚に入魂してシャッターを押すことが、Leica M9には求められる。

選定ではなく、一瞬のシャッターチャンスを狙うという撮影スタイル。

フィルム時代の感覚で写真を楽しむことができると思えばいい。

 

3、32GBの上限SDカード

Leica M9は32GBのSDカードまでしか使えない。JPEGとRAWでも保存するとだいたい600〜700枚程度だろうか。本気で撮ろうものなら、容量の観点からも1日持たない。

ただし、SDが満杯になる前に、バッテリー2〜3個程度は使っていると思われる笑

それに連写できない分、そんなやたら容量を食うこともないんじゃないだろうか。

なのでこちらに関してそこまで大きなデメリットではないかもしれない。

 

4、大きいシャッター音(シャッターチャージ音)

こちらも良く言われるが、個人的にはデメリットに入れるか迷った項目。正直、あまり気にならない。

むしろ撮影のリズムが上がってくるし、正々堂々と写真を撮っています、という周りへのアピールになる。

最近は、分離シャッターをOFFにしているので、ガチャジー という音を響かせているが、どうしても気になる場合は、分離シャッターをONにすれば、ジーという巻き上げだけ、遅らせることができる。シャッター音単体はとても静か。

ちなみにソフトシャッターという機能があるが、どこが違うのか、個人的にはまったくわからない(笑)

 

5、常用ISO感度640

最後のデメリットは、ISO。

ISO 640~800が上限だと感じている。ただし、ISO800以上になってくると粒子感のザラつきが結構目立つようになる。

そこは流石ライカということで、フィルムのようなザラつきでそれはそれでエモいとも言えなくはないが、僕の設定は上限ISO 640と決めている。

つまり、屋内や夕方以降の撮影に使うには、F1.4以上の明るいレンズか、三脚。あるいは手ブレしない強靭な筋肉が必要になる。

人によっては1/15秒程度まで止められるともいうが、果たして・・。

なのでここは潔く、暗くなったら帰る。

その割り切りが必要だと捉えれば良い。

夜の街をカメラ片手に徘徊するよりも、朝日を撮りに早起きする方が、健康にも精神衛生上も良いはずだ。

 

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まとめ

以上、Leica M9を使う上でのデメリットと、僕が考えるその克服方法という視点でまとめてみた。いかがでしただろうか。

ここまで読んでいただき、欲しいと思ったあなたは、相当なライカ病ではないだろうか。

デメリットだらけの機種ではあるが、それを乗り越え、使いこなしてこそ得られるCCDセンサーのベタっとした描写は、現行ライカとも異なる独特な作品を生み出してくれる。

CMOSセンサーが画像なら、CCDセンサーはどこか写真としての様相を残している、そんな気にさせてくれる。ライカ唯一のデジタル写真機がM9と言えるのではないだろうか。

呼吸や構図の見定め方も含めて、写真を撮る行為と向き合わせてくれる、それがLeica M9だ。

 

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