【ライカ】M10-R は黒つぶれも、白飛びも耐性がすごいことになっていた

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Leica M10

ほとんど真っ暗なローキー写真です。

 

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-125 秒 (f – 2)
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ローキー写真が復活します。

一見、黒つぶれしてしまったように見えるこちら写真ですが、

これをLightroomを使って、RAWデータからシャドウを持ち上げてあげると・・・

 

 

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-125 秒 (f – 2) ISO 125

 

このとおり見事に、色情報が復活しました!

なんと緑の木が生えていたのですね。全く見えませんでした。

 

次はこちらです。

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-125 秒 (f – 2.0) ISO 3200

 

神田明神を正面のアングルで撮った写真ですが、このとおりなんだかキワドい写真です。

こちらもLightroomを使って補正してみましょう。

 

RAWでシャドウを持ち上げてあげると・・・

 

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-125 秒 (f – 2.0)_ISO 3200

なんとびっくり!

ここまで復活します。こんなにもきれいな色をしていたんですね。

 

まあ、さすがにISO 3200だと空のあたりにノイズが乗ってきますね。(Lightroomではノイズ除去に関する補正はしていない状態です)

 

これだと作品としては、やや明るすぎてしまうので、露光量など微調整します。

 

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-125 秒 (f – 2.0)_ISO 3200

いかがでしょうか?

落ち着いた感じになりました。

 

このように後からいじれるのはとても嬉しいです。作品としての完成度も上がったのではないでしょうか。

 

なお、

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-125 秒 (f – 2.0)

 

別ショットですが、モノクロ作品も仕上げてみました。

モノクロでも階調がきれいですね。基本ライカは暗部耐性が高いので、露出補正をマイナス0.3~0.6あたりで運用されている方が多いと思いますが、このように後からいかようにも調整・加工できてしまいます。

実際に使っていて、ああ、復活して助かった〜と思ったことが何度もあります。

これもライカの魅力ですよね。

 

続いてはこちらの写真。

 

ハイキー

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-4000 秒 (f – 2.0)

今度は、日中にF2.0の絞り開放で撮ったため、ややハイキーになってしまった写真です。

 

今度はハイライト側を下げていきます。

 

LEICA M10-R_Apo-Summicron-M 1-2-50 ASPH._1-4000 秒 (f – 2.0)

いかがでしょうか?

青空と、浮かぶ雲との境界線がしっかりと戻ってきました。 

 

そして加えて、中心部あたりの看板も、ホワイトとグレーのツートンカラーであったことが判明しました。暗部耐性だけでなく、白飛びにも対応できてしまうのは正直驚きです。

とはいえ、

ハイキー気味で使うことはリスクが大きいと思いますので、基本的に使うときには、露出補正はマイナス気味がよいでしょう。

 

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まとめ。M10-Rはローキーもハイキーも調整できる万能カメラだった

いかがでしたでしょうか。

Leica M10-Rになって、あきらかなセンサーの進化を感じます。時代の変化はすさまじいですね。

撮れる写真の幅が広がるということは、思い出を最高の形で残すということに繋がります。ぜひこのLeica M10-Rで最高の写真を撮ってみてください。

 

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