ライカM10-Rの「緑」の発色。ライカ独特の渋さを感じる。

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Leica M10-R

Leica M10-RとSummilux 50mm 1st後期を持って新緑の映える都会のオアシス新宿御苑訪問です。

 

デジタルカメラ毎の特徴を決める要素に、発色があります。フィルムカメラ時代には文字通りフィルムを交換することで色合いを決めていましたが、デジタルカメラ時代では、メーカーや機種それぞれが、固有の“色”を持っています。

そんな色味のなかでも、メーカーや機種による違いが、大きく出るのが「緑色」と言われます。

今回はLeica M10-Rの、「緑の色味」を緑多めの作例とともにご紹介していこうと思います。

 

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Leica M10-Rと貴婦人で撮って出しの緑

いかがでしょう。渋い色味ですね。

つけているレンズが1960年代のSummilux M50mm f1.4 1st 貴婦人 後期型ということで、それによるところもあろうかと思われますが、全体的なトーンが落ち着いて見えるのではないでしょうか。

Leicaのデジタルカメラ全体に言えますが、スマートフォンのような国産カメラメーカーの鮮やかなパキパキの緑というより、シャドウ強めの引き締まったアンダー気味の緑を作るのが特徴です。

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Leica M10-Rの色味とは。

そして、Leica M10-Rは、暖色でイエローみがかった発色をするのが特徴です。これは感覚値なので一概に言えませんが、どこか温かさを覚えるような、印象に仕上がります。

ほのぼのとした、温かみのあるトーンですね。

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まとめ

Leica M10-Rは、渋さのなかにも、どこか温かい雰囲気の写真を仕上げてくれる。

Leica M10は、人気のLeica M9の色味を参考にして、カラープロファイルが作られたと言います。あっさりより、マイルドこってり。暖色がかった黄色っぽい雰囲気の世界に仕上げてくれます。

RAWで好みの味付けに変更可能ですが、たまにはJPEGでライカの世界観に浸ってみるのも、おもしろいですね。

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