【M9】M10-Rとアポズミの超高画素に慣れすぎた結果、M9が再燃している話

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Leica M9
Leica M9とSummilux M50mm F1.4 ASPH. 撮影:Leica SL、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

自分で書いていて、タイトルが恐ろしいと感じています。

すべての万能機。M型ライカの完成形。

と自分に免罪符をうって、購入に至ったM10-Rと、アポズミクロン50mm。

超絶コンパクトにも関わらず、至高の写りが楽しめるというライカ究極のセットアップのはずが、最近この高画素とバキバキに解像するレンズに、まさかの飽きが来ているのです。

一時期はこれを手に入れたことで、すべてのレンズ・ボティを売却しようかとも思っておりましたが、人間の欲とはいかに恐ろしいものか。写るセットを使い続けていると、それが当たり前になり、少々クセがある写らないセットを味わいたいと感じるのです。

まさにライカ沼。レンズ沼。終わりがないとよく云われますが、結局のところ、最高のレンズとボディは、その日の気分によって変わるのだなと思います。そして、自分がいま持っていないレンズやボディに羨望を頂き続ける日々は終わりがない、ということが身を持って分かってきました。おそらくライカ欲がなくなるときは、すなわち写真を辞めるときなのでしょう。

それをライカに学ばさせていただきました。

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最近のマイブーム:ライカM9

Leica M9とSummilux M50mm F1.4 ASPH. 撮影:Leica SL、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

M10-RとApo-Summicron M50mm F2.0に変わり、最近ハマっているのが、M9とSummilux M50mm F1.4 ASPH.

Summilux M50mm F1.4 ASPH.に関しては手元にあり続けています。Apo-Summicron M50mm F2.0購入時、ズミルックスをすべてのスコアで凌駕すると、売却を検討しましたが、スペック表では分からないレンズの魅力があるようです。そして今現在、出動頻度が上がっております。 この2本のレンズ、明確に役割が違うんです。

これについてはどこかでまた触れるとして。

このSummilux M50mm F1.4 ASPH.が最大性能を発揮するのがなんとなく、M9のような気がしています。

両者の共通点は、解像しすぎない艶めかしい写真が撮れるから。

Leica M10-RとApo-Summicron M50mm F2.0って、移りすぎてしまうですよね。現実をそのまま写真にしてしまうので、いい意味でも悪い意味でも、そこに写るのが現実なんです。

でも、Leica M9のコダックCCDセンサーによる鮮やかなカラープロファイルと、Summilux M50mm F1.4 ASPH.の幻想的な美しいボケ描写が重なると、現実っぽくない世界が出来上がる。これが創作活動のようで、とても楽しいんです。

また、解像度も1800万画素と高くないおかげで、ブレもそれっぽく写る。Leica M10-Rだとぶれていると、イコール失敗になってしまう感じ。

スペック的な話をすると、Leica M9の実用ISOが 800程度なので、F1,4の明るいレンズは、夜の撮影でも真価を発揮します。開放F1.4 で手持ち夜景もいけちゃいます。

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まとめ

使えば使うほど奥深い。それが、Leica M9とSummilux M50mm F1.4 ASPH.

まだ使ったことのないライカユーザーの方がいたら、ぜひ一度は使ってみることをおすすめします。ライカの風合いと世界観のど真ん中を体感することができるセットだと思います。

 

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