最近、パナソニックのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6レンズを購入し、ライカSL typ601の常用レンズとして使用しています。元々はM型レンズのNoctilux-M 50mm f1.0 E60をライカSLでは常用していましたが、このLUMIXレンズにすっかり魅了され、現在はつけっぱなしになっています。
コストパフォーマンスと性能
このレンズは驚くほどコスパが良く、いわゆる標準キットについている撒き餌レンズとは思えない高性能です。レンズ構成は、非球面レンズ2枚/EDレンズ3枚/UHRレンズ1枚という採算度返しのハイスペックなのです。
また、一般的に24-70mmのレンズは大きくて重いですが、LUMIX 20-60mmはよりコンパクトで軽量です。にもかかわらず、描写性能に妥協はありません。ライカSL typ601に装着したときのボディバランスは、最高にCOOLです。


レンズスペック
- 焦点距離:20-60mm
- 開放絞り:F3.5-5.6
- 最小絞り:F22
- フィルター径:φ67mm
- サイズ:約77.4mm x 87.2mm
- 重量:約350g
幅広いシーンで活躍
ライカSLでは、M型ライカでは撮影できないシーンも多くカバーできます。このLUMIXレンズは、接写による料理撮影、超広角での風景撮影、望遠域のポートレート撮影、ムービー撮影、雨の日の撮影、テザー撮影など、あらゆるシーンで活躍します。開放F値が暗いことは気になりません。それよりも、このレンズの汎用性が非常に役立っています。
日常利用での便利さ
LUMIX S 20-60mmは軽量で持ち運びやすく、日常のスナップ撮影から旅行まで幅広く使えます。20mmの広角域を活用できる点が特に便利で、24-70mmのレンズよりも使い勝手が良いと感じています。
また、高額なヴィンテージのライカの純正レンズと異なり、中古でわずか3万円台でしかも大量に販売されているため、何ら気兼ねなくガシガシ使うことができます。まちがいなく私の稼働率No.1はこのレンズです。
描写性能


無機質な人工物や金属体から、テーブルの上の接写料理まで幅広く対応できるうえ、自然な発色で抜群の描写性能を誇ります。F値も明るくないため、うっとりするようなボケ感は期待できませんが、見たままのものをしっかりと描写してくれます。



このレンズのお陰で、美しいライカコレクションを撮影するのが楽しくなりました。
まとめ
このLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6レンズは、ハイスペックなのに軽量、そしてコスパに優れた一品です。ライカSL typ601の常用レンズとして最適で、日常の撮影にも大変重宝しています。キットレンズなんて・・・と嫌煙している方には、ぜひ一度このレンズを試してみることをおすすめします。

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