少し前の情報ですが、ライカジャパンが正式にアナウンスしたLeica M9用CCDセンサーの供給終了との知らせ。いつかはこの日が来ると思っていたが・・。
CCDセンサーの在庫限りで、修理サービスも終了とのことです。

幸いにも我が家の防湿庫には、センサー交換済みのLeica M9が鎮座しているが、ますます持って出歩くのが億劫になってしまった。だって壊れるの怖いし・・。
巷の中古市場には、センサー交換前のM9やM9-Pが、まだまだ数多く流通している印象がありますが、センサー交換代が20万円程度かかるんでしたっけか? 中古品が「ちょっと安い」からといって、誤ってCCDセンサー交換前の機種に手を出すと、後からCCD交換代金という高い勉強代を払わされることになりますね。
しかし、これすらも過去の笑い話。今後は、CCDセンサーの交換そのものが出来なくなるわけなので、本当にただの観賞用アイテムになってしまう・・。
もしもその場合には、正式にM10シリーズへのアップグレードに特別料金で対応してもらえるようですが、中古M9が欲しかったのに、新品のM10に強制アップグレードって、本末転倒じゃないか・・。
Leica M9のリセールバリューも上がりそうですね。
今後は、Leica M9のCtoC(個人間取引)売買には気をつけたいところです。
CCDセンサー交換前のものが平気で売られているとも限らない。Leica M9も2009年の発売から11年が経ち、正常動作する機種がどんどん少なくなってきているはずなので、CCDセンサーが正常のLeica M9は、激レアになっていくんじゃないだろうか。
フルサイズのコダック製CCDセンサーが搭載された唯一の存在であるし(M-Eという機種も)、独特の発色も人気の理由で、いまだに衰えません。
人肌のリアリティは、いまだにライカ随一だと思う。Leica M10は青白いゾンビみたいになることが多々あるので・・人物を撮りたいならLeica M9は間違いない選択だと思います。で、
まだ、Leica M9-Pを手に入れていない。
うーん、ライカ沼というは、本当に深いな・・。
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