Leica M10とSummar L50mm F2
2017年発売の最新デジタル機種「Leica M10」と、1930年代のオールドレンズ、ぐるぐるボケで有名な「Summar L50mm F2」
この80年の時を超えた、あべこべなボディとレンズの組み合わせ。
この奇妙な楽しみ方ができるのも、ライカの魅力だろう。 アンリ・カルティエ・ブレッソンや、ロバート・キャパが使っていた当時のレンズがL→Mマウントをかませるだけで、操作系も含めてそのまま使うことができる。

うーむ、、これぞ、ズマール
というべき見事なぐるぐるボケ。ピントはあえて外したが、このやわらかい描写、すいこまれそうな世界が切り取れた。
やはりズマールは、他のライカレンズとも違う、独特な存在感をもつ。そのために現代でも人気のレンズである。

JPEG撮影を、MACで白黒へ加工した。
中古相場でも、比較的安価で3万円台から手に入る。
ただし、レンズが吹き傷に弱く、状態が良いものを探すのはなかなかに大変である。安いものはそれなりの理由がある。
もはや、その「傷」ですら「味」
といえてしまうのが、ライカのオールドレンズの魅力なのだが。

ピント周辺も柔らかいがしっかりと映る。
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