最近買ったSummilux M50mm F1.4 ASPH.を、Leica M9に装着してみた。
ズミルックス50mmは、購入以来ずっと M10に付けたままで、実質のM10専用レンズになっているのだが、今回はM9での初ショットに挑戦。
ライカで、ライカを撮る

ズミルックスの開放F1.4の最短撮影距離では、被写界深度が約1.4cmと薄く、特に、上から狙うテーブルフォトが難しい。
M9の背面モニターは、ほとんど飾りなのでピント確認作業には全く使えず、合っていると思ってMACにデータを取り込んで、何枚かピンボケ写真を量産しているのに初めて気づく。うーん、これは慣れが必要だな。
極上のボケで撮りたいというズミルックス欲求との塩梅が難しい。
ただ、この
Leica M9独特のこってりした色味や質感って、やっぱりM9でしか出せない。
描写傾向は、M10が近いっていうけれど、やっぱり両方使っていて思うのは、「似てるけどはっきり違う」ってこと。M9+ズミルックス50mmでしか撮れない写真がたしかに存在する。

M6のテーブルフォト。
この角度は4枚中3枚もピントを外した。
総評
前述したように、ズミルックス50mm が今のところM10専用レンズになっているため、M9+ズミルックス50mm の組み合わせでの外出が未だに出来ていないのだが、時間ができたらスナップ撮りにも挑戦したい。
ただ、ズミルックスみたいな明るいレンズは開放で撮りたくなる。
そういうピントを追い込む撮影って、やっぱりM10のほうが向いてるような気がするんだよな。合焦もその場で確認できるし、(使わないけど)ライブビュー機能だってある。
自分のなかのM9は、エルマーやズミクロン1stあたりのレンズで、絞りはF4〜8くらいで、深く考えずに気楽に街撮りするスタイルのほうが、向いてるんじゃないかな。と、思う。
まあ、このズミルックス散歩はまた別の機会に。
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