【描写比較】 Leica M8 vs Leica M9 

スポンサーリンク
Leica M8
YOKOHAMA Leica M9 Summicron 35mm ASPH

Leica M8とLeica M9。

両者を持ち合わせる立場から、比較写真を挙げてみる。

どちらも横浜を、みなとみらいの大さん橋から撮影したもの。日付や時刻、季節、そして使っているレンズもバラバラ(そんなんで比較になるのか)だが、ほぼ同じ場所から撮った構図で比較させていただきたい。

「M8でみた横浜」Leica M8 NOKTON M35mm F1.4

まずは、Leica M8の描写から。

全体的にふわっと優しい印象。センサー画素数が1030万画素ということと、APSHのセンサーサイズが関係しているのかもしれない。下に挙げるLeica M9の画角と比較すると、同じ35mmレンズでも望遠気味に切り取られている。どこか絵画的。

一方でこちらはLeica M9の作品。

Leica M9 Summicron 35mm ASPH

撮影時期が異なるため、レンズもNOKTON M35mm F1.4ではなく、Summicron 35mm ASPH。ボディによる影響なのか、レンズの影響なのかの変数を考慮しきれないが、力強い印象を感じられないだろうか。

JPEG出しを、画像編集ソフトで白黒変換した。

手前のビル群ではなく、雲に露出を合わせている。街並みはシルエットだが黒つぶれはせず、しっかりと色のグラデーションを残している。

Leica M8と比較すると、絵画的なM8に対して、M9のほうがより立体感がある印象を受ける。

YOKOHAMA Leica M9 Summicron 35mm ASPH

こちらはLeica M9の別アングルのショット。

Leica M8と比較すると、コントラスト比が大きい。力強く、躍動感がある、そんな印象。

コメント