前回の記事に引き続き、ライカ バリオ・エルマリート24-90mmの検証をお送りします。
今回は、重量チェックです。
まずは、シグマの大三元24-70mmの重量から。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN ART
レンズリアキャップ込み、レンズフィルターなしの状態です。
![SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN ART](https://leica-photograph.info/wp-content/uploads/2023/02/LEICA-CAMERA-AG_S1430126_1-125s_3200_VARIO-ELMARIT-SL-1-2.8-4-24-90-ASPH..jpg)
844グラム。
Lマウントは重いといわれますが、標準ズームのなかでは、他社と比べてもズシンと感じます。
次いで、レンズフードを付けてみましょう。
![](https://leica-photograph.info/wp-content/uploads/2023/02/LEICA-CAMERA-AG_S1430127_1-125s_3200_VARIO-ELMARIT-SL-1-2.8-4-24-90-ASPH..jpg)
903グラム。
1kgに迫る勢いですが、ギリ耐えました。
VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.
続きまして、本家ライカの標準ズームレンズ、VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.です。
レンズリアキャップ込み。レンズフィルター有りの状態です。
![VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.](https://leica-photograph.info/wp-content/uploads/2023/02/LEICA-CAMERA-AG_S1430122_1-125s_3200_24-70mm-F2.8-DG-DN-Art-019.jpg)
1,193グラム。
おっと!フードなしで既に大台の1kgを超えました。
公式1,140グラムですので、リアキャップとフィルターで50グラムほど加わっていますね。
70万円のレンズ、フードなしでの運用は色々怖いですよね。
フードをつけてみましょう。
![VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.](https://leica-photograph.info/wp-content/uploads/2023/02/LEICA-CAMERA-AG_S1430123_1-125s_3200_24-70mm-F2.8-DG-DN-Art-019.jpg)
おおお、1,253グラム!!
Leica SL本体がバッテリー込み 847グラムですので、総重量は「2kg」越えです!
SLシステムが嫌煙される理由ですね。笑
ついでにPanasonicのLUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.も比較してみましょう。
LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.
こちらはLUMIXの最上位シリーズS PROの望遠レンズです。
標準ズームとは単純に比較はできませんが、
レンズリアキャップ込み。レンズフィルター有りの状態です。
![LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.](https://leica-photograph.info/wp-content/uploads/2023/02/LEICA-CAMERA-AG_S1430124_1-125s_3200_24-70mm-F2.8-DG-DN-Art-019.jpg)
1,046グラム。
なんと、F4通しの小三元レンズとはいえ、ライカ バリオ・エルマリート24-90mmよりも軽いんですね。
レンズフードを付けたかったのですが、欠品してますので、三脚座を装着してみます。
![LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.](https://leica-photograph.info/wp-content/uploads/2023/02/LEICA-CAMERA-AG_S1430125_1-125s_3200_24-70mm-F2.8-DG-DN-Art-019.jpg)
1,259グラム。
僅差ですが、6グラムほどLUMIXのほうが重い結果となりました・・!
まとめ
・少々重い、けれどもSLとの重量バランスは悪くない。
・金属の質感もよく、ビルドクオリティはピカイチ。所有欲を満たしてくれる
・そして、新鋭のライカ純正レンズから生み出される写真がすばらしい。
M型ライカユーザーからすると、あのライカでズームができる、というのは、重さを覆すには十分な言い訳になるのではないでしょうか。
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