個別の写真はこちらです。
正解は、(すでにネタバレしていますが)上がSIGMA、下がライカです。
ブラウザなどの環境にも依存しますが、どちらもクリアな写真ですが、下のライカ24-90がより発色豊です。背景の木々、空、石造のホワイトがより鮮やかです。
SIGMA 24-70は全体的に沈んだ印象で、グリーン被りしているようです。
石造を拡大してみました。
顔色にも違いが見られます。
上のシグマ24-70はどこか硬く、陰影のコントラストがはっきりしているのに対して、下のライカ24-090は少し柔らかいようにも見えます。
続いて、こちらの被写体です。
被写体検証②:自然やや逆光。植物+人工物
芝の植え込みに、花壇が設置され、その両側には人口の道が配されている被写体です。
ISO50、シャッタースピード1/1250、F値2.8、広角端24mmの比較です。
さて、いかがでしょうか。
まず、目が行くのは
上がSIGMA 24-70mm、下がライカ バリオ・エルマリート24-90mmです。
まず目が行くのは、褐色の芝の再限度です。下のライカ24-90のほうがキメが細かく、色乗りもきれいです。上のシグマ24-70は白飛びしているかのように、白くカサカサした印象に見えます。
花壇の部分を拡大してみました。黄色い花の色味を比較してみると、上のシグマ24-70のほうが発色が淡泊です。下のライカ24-90のほうがねっとりした深みのある色合いで仕上がっています。
まとめ
いかがでしょうか。
特徴を端的に表すのであれば、
・シグマ24-70mmは、あっさり淡泊で、きりっと仕上がる。コントラストが強め。
・ライカ バリオ・エルマリート24-90mmは、ねっとり深みのある色合いで、階調がなだらか。
こんな印象を受けました。
さすがライカが認めたMade in Japanレンズ、と思いながらも、両者の描写傾向は、若干違っておりよりM型ライカ・レンズに近いのは、本家ライカレンズといえそうです。
続く。
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