Noctilux-M 50mm f1.0で、ファースト描写チェック

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ノクチルックス
Leica M10-R Noctilux-M 50mm f1.0

Noctilux-M 50mm f1.0を買いました。皆さんご存知、最強のボケレンズです。

とにかく唯一性のボケ。

 

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自宅テストショット

前回は、外観チェックを行いましたが、今回は、家の周りのものを試し撮りしてみました。

わが家の観葉植物フィカスアルテシマに登場してもらいます。

Leica M10-R Noctilux-M 50mm f1.0

なんとも言えないとろけるボケ。思わず唸ってしまいます。

ライカのレンズってこうだったよな、と思い出させれてくれるような描写です。

最近はApo-Summicron M50mm F2.0や、VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.ばかりを使うことが多かったですが、ライカのレンズの特徴は開放のボケ味ですよね。それがよく出ています。 

 

ちなみに、アポズミクロンで撮るとこんな感じにバキバキに写ります。(下記)

Leica M10-R Apo-Summicron M50mm F2.0

 

Leica M10-R Noctilux-M 50mm f1.0

少し遠目で撮ると、ぐわっとボケますね。

ピントを合わせた正面の葉っぱ以外、ボケてしまっています。美しい。

 

Leica SL Noctilux-M 50mm f1.0

メガネと本。

合焦面は眼鏡の鼻あてあたりですが、手間も奥もボケています。

 

 

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外に出てショット

せっかくなので、近所を散歩してみます。

Leica M10-R Noctilux-M 50mm f1.0
Leica M10-R Noctilux-M 50mm f1.0

 

Noctilux-M 50mm の特にE60のあたりの世代は、レンズ設計がぎりぎりでピントの甘い個体が多数存在します。調整もできない個体もあるようなので、買う際はよくよくチェックされることをおすすめします。この個体は、近接も無限遠も、バッチリピントです。

 

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まとめ

スナップするのが楽しくなるレンズ。

Apo-Summicron M50mm F2.0の超解像度と、対局に位置するNoctilux-M 50mm f1.0です。

アポズミクロンは現実を現実以上に細かく見せてくれるのに対して、このノクチルックスは現実に見えない空気を写し取ってくれるようです。

 

どちらがいい悪いではなくレンズ特有の個性ですが、ノクチルックスのほうがボケたり滲んだり、仕上がりがイメージしにくいと言えそうです。

意外なアレンジを効かせてくれるので、いつも見ていた景色を、もう一度このレンズで切り取りたい。そんな気分にさせてくれます。

まさに、魔法のレンズです。

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