ライカのボディやレンズは、ユニークのシリアル番号が振られており、古いものに限りますが、番号から製造年代が特定できます。
私のLeica M4 BlackPaintは、126万台。1970年に北米に向けてリリースされたモデルのようです。
「レンズとボディは、同世代のものを」
ライカを使っていると、なんとなくこうした格言や定説を耳にすることも多く、購入当時からすぐに、同世代のズミルックスの貴婦人を装備しています。
私が使う貴婦人がリリースされたのが、1961年頃。
Leica M3やM2の時代なので、同世代といえるのかはやや解釈の余地を残しつつも、手持ちのラインナップでは一番近い。
そういうわけで貴婦人を装着して使っています。
しかし、そういう固定観念の型にハマるのではなく、あえてそれを打ち破ってみるのも、意外な発見があって、ライカの楽しみの一つといえるのではないでしょうか。
そういうわけで、現行ラインナップのApo-Summicron M50mm F2.0を組み合わせてみました。

なんだ、、予想していたよりもカッコいいぞ・・。
本音をいうと、私自身ブラックペイントボディには、ブラックペイントのレンズだ!という先入観から、これまでブラッククロームレンズは意図的に避けていましたが、Apo-Summicron M50mm F2.0を装着した御姿は、いままでのどのライカボディに組み合わせるより、Leica M4 BlackPaintがベストマッチかもしれません。
現代レンズにVINTAGEボディを組み合わせる。
こんな愉しみ方があってもいいんじゃないでしょうか。
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