Noctilux-M 50mm f1.0をお持ちの皆さんはどのボディで使っていますか。
Mレンズなんだから当然M型でしょう、というのは最もですが、実はこのNoctilux-M 50mm f1.0、Leica SLで使うと、なんとも収まりの良い形に落ち着きます。
重量のバランスと、ボティの形状がぴったりなんですよ。
Noctilux-M 50mm f1.0をLeica SLに装着する

いかがでしょう?重量のバランスも良い。見た目バランスも良い。
ふつうのМ型レンズをLeica SLにつけると、どことなく華奢で頼りなく見えてしまいますが、ノクチルックスだけは違います。
また、私が所有する第3世代だと、時代が一致するためか、どことなくRレンズっぽさも感じることができます。
重量のバランスもよし。

Noctilux-M 50mm f1.0は、フィルター込で620gです。
М型レンズと比べると超重量級ですが、SLレンズと比べると軽量な部類に分類されます。
例えば、Leica SLシリーズの標準ズームレンズであるVARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.が1.2kgなので、600グラムは約半分。
軽くて、取り回しやすいと感じます。

重量級のSLボディとセットしても、1.6kgに収まります。
Leica SLだと、マニュアルフォーカス
当然フォーカスは、マニュアルオンリーになります。
ボケ具合を確かめながらシャッターを切ることができるため、作品づくりという観点では、М型よりも使いやすかったりします。
一方、巷ではよくSLだと、ピント面をしっかりと追い込むことができると言われていますが、ノクチルックスの開放の場合は、被写界深度がとても浅いためアシスト機能による「フォーカスピーキング」は殆ど意味を成しませんでした。
自身の目や、ズーム機能を使って、ピントを追い込む必要があります。
M型より使いやすいか?と問われれば、こればかりは好みでしょう。私の場合はM型のほうが使いやすいと感じます。
Noctilux-M 50mm f1.0とSLなら、動画も。
Leica SLで、ノクチルックスを使う意味のもうひとつ大きなところでいうと、動画です。
Noctilux-M 50mm f1.0のレンズを通じて見えた世界を、動画で残すことができます。これはМ型ではできない芸当ですので、動画も撮る方はNoctilux-M 50mm f1.0を使って撮る世界を、是非とも味わっていただきたいです。
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