今回は、先日導入したLeica M10-Rの話です。
Leica M11の発表が間近に迫るこのタイミングで、なぜM10-Pを売って、Leica M10-Rを導入したのか、その理由を3つ+αで、お伝えしたいと思います。
① M型ライカの最高峰を知りたかったから
初めてライカを買ってから約5年。
当時はカメラを趣味にするつもりはなかったのですが、
Leica M8を買ったのが、2016年の8月でしたので、あれから5年。
5年という節目に、ライカというカメラの到達点の一つを見たくなりました。
これが1つ目の理由です。

ある日突然、前触れもなくそれはやってきました。
あっ、アポズミクロンを買おう(笑)と。
M10-Rの購入を決意したから、アポズミクロンを新調したともいえますが、いずれにしても、そのボディスペックとレンズスペックを、最大限生かすカメラシステムを手に入れたかったのです。
モンスターレンズには、モンスターボディを。
結果は、想像していた以上に大満足です。
写真でこんなに気持ちが昂ると思いませんでした。
ライカをはじめて買った日もこんな気分の高揚を感じていたことを思い出しましたが、いろいろ使って更に尚、こんな気分にさせてくれるのか!
Leica M10-RとApo-Summicron M50mm F2.0の完成度の高さを感じました。
こんなにいい写真が撮れるなら、なぜもっと早く導入しなかったのか。
後悔したのが、「今」でよかったです。
なぜなら、これから最高スペックのレンズとボディで、最高の写真を、毎日撮り続けられるからです。
② レンジファインダーは完成されたから
Leica M10-Rになって、4,000万画素のフルサイズセンサーが搭載されました。
これ以上の高画素化は、技術的にはもちろん可能なんだろうけれども、肝心の扱う人間の側が耐えられない。
そう思います。

ただでさえLeica M10-Rでは、シャッタースピード1/60でも歩留まりがギリギリ。
最長シャッタースピードは1/125がデフォルトになっています。
これが6,000万画素とかになった暁には、最長シャッタースピードがきっと1/250とかになって・・そうなると日常のスナップ撮影にも支障を来しそうな勢い。
そうだとするなら、Leica M11ではおそらく手振れ補正が乗ってくることが考えられますが、故障のリスクと重さという弊害が出てくるでしょう。
ライカの故障は怖くてセンサー交換で20万円~コース。
そうなると、やっぱり一周回って、Leica M10-Rのバランスが最高なんじゃないか?
って話で落ち着くんですよね。
あ、でも、これ半分は妄想の話です。
レンジファインダーはもしかするとまだまだ進化するかもしれませんが、レンジファインダーに手振れ補正は不要だと思っている口なので、Leica M10-Rで、ひとつの完成形は見たかな、ということです。
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