2022年現在も根強い人気を誇るライカ社の 「Xシリーズ」。その先駆けとなった「Leica X1」は、APS-Cセンサー搭載のコンパクトデジタルカメラです。35mm換算で36mmのElmarit 28mm F2.8を搭載しています。
バルナックライカを彷彿とさせる見た目と、コンパクトさにも関わらず、このカメラから吐き出される絵は、まさにライカそのもの。小さくなってもライカはライカ。ライカエントリーとしても、サブカメラとしても、おすすめできる一品です。
今回は、そんなLeica X1の話です。
Leica X1のRAW写真をご紹介
発色については、そのひとの好みに影響するので、一概に良し悪しで語ることはできませんが、このLeica X1、カラーモードの発色は、少し特徴があります。
なかでも緑色と赤色の発色は、非常に特徴的で、時に劇物のような写りをするんです(笑)
まずは、RAW写真から。





いかがでしょうか。
最後の有名な富士山ショットはライカらしい色味でしたが、天気や被写体によっては、部分的な発色に驚く場合があります。RAWなので現像ソフトでいかようにも調整できるものの、撮って出しではそうならないケースもあるでしょう。
JPEGではどうでしょう
彩度「高」で撮ってみました。JPEG撮って出しです。



毒々しい緑色になりました(笑)
これは極端な例となりますが、このように環境や被写体によっては、とても独特な写りをするのがこのLeica X1です。
まとめ
基本は、RAWで使うのがおすすめ。
カメラ任せに、出てきた画作りのまま狙うのも面白いですが、RAWモードで使うのがおすすめです。
JPEGは、定評のある「ハイコントラストモノクロ」に設定し、RAWをカラーでバックアップしておく、というのが、X1らしい使い方になると思います。
ハイコントラストモノクロモードのご紹介はこちらから。
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