先日入手したLEICA VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.
いよいよ描写テストに入っていきます。
はじめに
これまで通り、Lマウントアライアンスのシグマの標準ズームレンズ SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN ARTをベンチマークとして比較していきたいと思います。
多くのライカユーザーの皆様にとっては周知の事実だと思いますが、このレンズ、ライカのバリオ・エルマリート24-70mmとレンズ構成が全く同じであることは今更言うまでもないでしょう。しかもMade in Japan。コーティングこそ若干の違いがありますが、肉眼で出てくる描写はほとんど違いが判らないといわれてます。
つまり、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN ARTをベンチマークにすることで、実質ライカ バリオ・エルマリート 24-70mmと24-90mmの描写を比較しているのと、≒(ニアリーイコール)というわけです。ですので、この2本のレンズを三脚に固定したSLで付け替えて、ほぼ同条件の下、比較していきたいと思います。
私が、VARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.を購入する際に困ったのが、SLレンズの描写比較を行っているレビュー記事やYouTubeが少なく、なかなか比較検証ができなかったことです。購入してみてVARIO-ELMARIT-SL f2.8-4/24-90mm ASPH.がとても素晴らしいレンズだと感じましたので、ご購入の際の参考になれば幸いです。このレンズは、もっと注目されてもいいと思います。
ということで、SIGMA 24-70mm vs ライカ バリオ・エルマリート24-90mm。もといライカ バリオ・エルマリート24-70mm vs ライカ バリオ・エルマリート24-90mmの比較をご紹介します。
注意点
もし、厳格にバリオエルマリート同士の比較じゃない!と突っ込まれる方がいらっしゃいましたら、ここで記事を読み止めてください。
あくまでも本記事は、疑似的に両者を比較し、購入の際の参考材料の一つにしていただきたいという趣旨でお送りします。
また、両レンズはどちらも大変優れた性能を有しており、ほとんど誤差レベルの違いしか判りません。また、個人の好き/嫌いによるところがありますので、その前提で読み進めてください。
被写体検証①:自然順光。風景+人工物
まず、比較したいのは、青空と自然に置かれた石造です。順光の被写体です。
ISO50、シャッタースピード1/200、絞りf8、焦点距離50mmでの比較です。
どちらがどちらか、お分かりになりますでしょうか。

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