前回のフードの記事から数日。
思いのほか早く、というか、こんなに早く巡り合うとは思いませんでした。
クリアに抜けた2nd ズミクロン ブラックペイントです。
Summicron 50mm F2.0 2nd Half BlackPaint
正式名称は、ズミクロンM 50mm F2.0 ハーフ/ブラックペイント です。

なぜ、ハーフかというと、ペイント部が半分だから。半分は通常のズミクロンです。

根本からギザギザのピントリングまでがブラックペイントということで、ブラックペイントの仲間入り。それだけでお値段が数倍に飛躍します。
特に昨今のペイントブームにより、ブラックペイントは手に入らない価格帯にまで高騰しています。
ズミルックスは300万円以上、ズミクロン1stはなんと500万円以上の値段がついてしまっています。ペイントの中でもハーフブラックペイントの本モデルは、まだ手に入りやすい値段感といえます。(とはいえ、新品ライカとどちらを選択するかという判断に迫られますが。)
書体
すごいマニアックな部分ですが、通常モデルと異なり、フォントも若干違うんです。
上からペイントするので、書体が太くなっています。

描写性能
構造やレンズ性能は、ズミクロン2ndということで、写りも抜群です。


中央部のピント面は、バキバキに解像します。
周辺部こそ柔らかいものの、「Apo-Summicron M50mm F2.0」と比べても大差ない描写といえます。
いよいよ本体へ装着
実は、鏡胴部が細身で、やや心もとない感じがしますのでが、ここでフードの登場です。ブラックペイントのフードを装着することによって、その全容がベールを脱ぎます。


ドン!
全体的に引き締まったのがお分かりいただけますでしょうか?
そして、お待ちかね。これをLeica M4 BlackPaintへ装着です。
フード+レンズ+ボディ ALLブラックペイント

うーん。しびれます。
これぞロマン。
ついにブラックペイントのボディに、ブラックペイントのレンズが揃いました。しかもブラックペイントのフード付き。
ブラックペイントはロマンです。笑
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